在宅医療を選択することのメリットと問題点

 

病院や診療所に行くことなく自宅に

お医者さんや看護師さんに来てもらう在宅医療は、

高齢の両親を介護しているものにとって

かなりありがたい制度です。

 

要介護状態になっても

出来る限り住み慣れた地域で

療養することができるようにというのが

厚生労働省が在宅医療を推進している理由なんだとか。。。

 

そうはいっても

国の考え通りに在宅医療が機能しているのか?

在宅医療を選択することに不安を感じている方が

多いのも事実です。。。

 

 

実際、私の家族が在宅医療を選択する時も、

選択してからも、、、

「たくさんの不安とわからない」を

経験しましたからね。

 

ここでは

・私の父が在宅医療を選択した理由

・在宅医療を選択するメリット

・在宅医療の問題点

・在宅医療の選び方

・在宅医療の看取り

についてお伝えします。

 

私の家族が在宅医療を選択した理由

 

在宅医療とは、病院に出向くことをしなくても

お医者さんや看護師さんが定期的に来てくれて

変わったことがないか見てくれる制度です。

 

しかも、24時間体制で

異変が起きた時などに対応してもらえるので

安心感を得ることができる制度と言えます。

 

積極的治療は必要ないけど、

何かあった時に病院に出向くことなく

専門家であるお医者さんに相談できるので

うちの親もいずれお世話になるだろうなぁ~。

と頭の片隅に置いていたのが4年前です。

 

私の父は、持病で脳梗塞を患い

(かれこれ10年以上前から)

2年前からは前立腺がんの治療を

S生会病院で治療していました。

 

高齢ということもあり、

積極的な手術はせず、

1ヶ月に1度注射するホルモン療法で

がん細胞を抑える治療法を選択。

 

ホルモン注射の影響で骨密度が低下し、

1年前に圧迫骨折を。。。

 

なので

前立腺がんの治療と診察のために泌尿器科に月1回、

脳梗塞の診察のために脳外科に3ヶ月に1回

S生会病院に通い、

骨密度を増やすために別の病院に通う状態でした。

 

大きな病院のメリットは

最先端の治療を受けられること。

 

逆に待ち時間を考えると、、、

毎回予約診察なのにほとんど半日かかるという

デメリットが。。。

 

健康な体の私が疲れてしまうのですから

高齢の体にこの通院は

かなり体に応えたようでした!

 

1年くらい前から

会計が終わるのを待つのが

難しくなっていましたからね。

 

家に帰るとぐったりで

お昼ごはんを食べずに

寝てしまうほどに。。。

 

 

なので、病院の付き添いをする人と

会計をする人を姉妹で分担し、

父の疲れをできるだけなくすように

心がけました。

 

そんな理由もあって

通院疲れを減らすための手段として

在宅医療を取り入れ始めたんですよね。

 

どこの病院でも処置が変わらない

骨密度を増やすための処置や

日々の何気ない体調の変化を

在宅医療の先生に診てもらうことにしました。

 

1ヶ月に3回行ってた通院を2回に減らすだけでも

父の体の負担を減らすことにつながりますからね。

 

在宅医療を選択するメリット

 

在宅医療を入れたおかげで

月に1回でも通院が減った分、

体の負担が減り心の余裕を持つことが

できました。

 

父が大好きなお茶菓子とコーヒーを楽しむ

安らぎの時間が増えたんですよね。

 

これは、

通院に疲れていた父本人だけでなく、

付き添っていた家族の負担も減って

在宅医療のありがたさを家族みんなで

実感したと言っても過言ではありません。

 

在宅医療を取り入れていない時は

3種類の病気で通院していたので、

できるだけ日程を離すように予約を入れ、

1週間に1度は定期的にどこかの科に

通院していた感じでした。

 

しかも、高齢になると

何かしら突発的なことも起こってくるので

イレギュラーな通院もプラスされます。

 

普段とは違うことが

何度も起こってくるんですよね。

 

そんなとき不安になるので

S生会病院に足を運ぶのですが、、、

予約がないと最後になるので

診察が終わって帰る時は

本当にぐったりしてしまいます。

 

在宅医療の契約を結んでいると

何か異変があった時は、電話すると、

自宅に先生が24時間いつでも

かけつけてくれるんです。

 

わざわざ体調の悪い時に

病院に出向く必要がなくなるんですよね。

 

もちろん、在宅医療では

対応できないこともたくさんあります。

 

たとえば、

・帯状疱疹となってしまった時や

・おしっこが出なくなってしまった時、

・血尿が止まらない時

などですね。

 

そういうときは、在宅の担当医から

S生会病院に行ったほうが良い

と言われるので、ある意味我が家は

在宅医療オンリーではなかったのも事実です。。。

 

在宅医療というクッションがあることで

とりあえず、専門家であるお医者さんの意見を

すぐ聞ける点がラッキーだと思います。

 

大したことがないのに

半日かけて通院する必要が

なくなりますからね。

 

高齢の親が2人だけで住んでいて

夜中に何かあった時、24時間対応してくれる

お医者さんや看護師さんがいるという安心感は

家族中の心の支えとなっていました。

 

在宅医療の問題点

 

病院の先生であっても感じることですが、、、

曜日によって患者に寄り添ういい先生と

無愛想で機械的にこなす先生が存在します。

 

人間ですから、

気の合う先生と合わない先生がいるのも

事実ですしね。

 

10人いれば十人十色、

在宅医療の先生も残念ながら

いい先生ばかりではありません。

 

そもそも、在宅医療を選ぶ場合、

積極的な治療は望んでいないとしても、

一番ラクに今の状態を維持し、

できるだけ長く生きていたい

と願う人が多いはずです。

 

しかし、

こうした患者よりの感覚を持った先生が

少ないのも事実なんですよね~。

 

私が4年ほど前に事務のお手伝いをしていた

介護施設でも在宅医療の先生と契約している方が

15件ほどいましたが、5人先生がいて

患者よりだったのは1人だけでしたからね。

 

患者と家族の気持ちをわかってくれて

素人である家族の不安や疑問を

解決してくれる先生を見つけることが

在宅医療を充実したものにできるか

できないかの分かれ道となると私は考えています。

 

なので、診療所が近いからすぐ来てもらえる

という理由だけで選ばず、

利用している方の評判を聞いてから

契約したほうがいいですね。

 

家族がわからないことが起きた時に質問すると

忙しいからなのか、

ものすごく嫌な顔をする先生もいるようです。

 

不明なことを聞くたびに嫌な顔されていては

そのうち質問することが

できなくなってしまいますからね。

 

人の最後は、経験したことがないわけですから

日々、不安や疑問がたくさん出てきます。

 

そんなとき、

不安を解消して穏やかな生活が維持できるように

在宅医療の選び方にひと工夫が必要です。

 

在宅医療の選び方

 

たとえば看護師さんに知り合いがいる方は、

在宅医療でいい先生を知っているか?

口コミを集めてみるのも大事です。

 

私と妹は、ママ友の看護師さんやお医者さんに聞き

評判のいいクリニックとお医者さん情報を

ゲットしました!

 

 担当のケアマネージャーさん情報も忘れずに!!

 

父のケアマネージャーさんは、

父と私達家族の性格に合いそうな

クリニックと訪問看護を2つ紹介してくれました。

 

これらの集まった情報を元に家族会議を開き、

評判がいいと言われるクリニックと

看護師さんにお願いすることを決定!

 

しっかりリサーチして選んだ

お医者さんと看護師さんは口コミ以上に

素晴らしいヘルプをしてくださいました。

 

不安なことが出てきた時に看護師さんに聞くと

笑顔で分かる範囲で答えてくれましたし、

看護師さんでもわからないことは

すぐにクリニックの先生に聞いて

回答をいただいきました。

 

 お医者さんの訪問は月に2回

定期的に来てくださり、

訪問看護さんは毎日来てくださいました。

 

というのも、

半年前から父の前立腺がんが大きくなり悪さを始め、

膀胱を圧迫、尿路を狭くしてしまい

おしっこが出なくなってしまったのです。

 

おしっこが出なくなるのは

本当に大変なことのようです。

 

おしっこを出すために

尿道カテーテルをつけたのですが

長い管をつけた患部を洗うことは難しかったので

看護師さんに全面的にお願いすることになったのです。

 

入浴をするにしても

滑らないようにただ見守るという半年前の状態から

体の状態がどんどん落ちていき

家族ではできないことがどんどん増えてきます。

 

 

そんなとき、

在宅医療で来てくれていた訪問看護さんは、

父の体調と相談して、体を拭いてくれたり

お風呂に入れてくれたり、、、

 

 

足のむくみが出てきた時などは

マッサージもしてくれました。

 

髭が伸びている時は

ひげもそってくれました。

 

いつもならできたはずのことが

どんどんできなくなる。。。

 

そんな父の不安を瞬時に感じ取り

精神的なストレスを与えないように

たくさん話しかけてもくれていました。

 

ここまでしてくれるのですから

訪問看護さんのことが

家族中みんなが大好きでしたよ!

 

なので、2度めにおしっこが出なくなって

S生会病院に入院した時、父は早く退院したい!

とめずらしくわがままを言ってましたね。

 

病院の看護師さんは、

忙しいのでやることが雑なんだとか。。。笑

 

いつもの看護師さんの丁寧で

心のこもった対応が気に入ってたんですよね~。

 

本当に

素敵な看護師さんたちに囲まれて

父は幸せだったな~と思います。

 

父の感じる痛みやかゆみ、

不快な状態や不安を除去し、

できるだけ普通の生活ができるように

フォローし続けてくれましたから。

 

とは言っても

在宅医療で一番大変なのは、

一緒に住んでいる家族です。

 

うちの場合、

父と母2人だけで暮らしていたので

母が一番大変だったはずです。

 

夜遅くに寝られないと言って父が

母の部屋にトコトコ歩いて来てみたり、

トイレに起きる音で寝不足になり

母の目の下には、

クマができていたこともありますからね。

 

そんな80代の母が

元気でしっかり者だったこと、

娘3人が両親の住まいから

15分以内の場所にそれぞれ住んでいたことが

在宅医療をうまく利用できた要因だったと感じます。

 

さらに、

私達姉妹のそれぞれの夫が理解してくれて

父のことを優先していいよ!

と言ってくれていたことも大きかったですね。

 

在宅医療の看取り

 

「看取り」という言葉は、

私が介護施設で事務をしていた時に

頻繁に聞こえてきた言葉です。

 

40代の私の周りでは

あまり耳にしない言葉でしたが、

介護職や医療関係の仕事についている人にとっては

日常的な言葉。

 

 

私は4年前に最初聞いた時、、、

悲しい感覚がずっしりと重くのしかかってきた

記憶があります。

 

身内の話だとしたらどんな気持ちになるのか?と

その時うっすらと頭に思い浮かべたのも事実です。。。

 

1年ほど前に読んだ記事で、

大橋巨泉さんが在宅医療を選択し、

希望にあふれて家に帰ってきたのに

在宅医から看取りの場所を尋ねられて

がっかりし、生きる気力をなくしたと。。。

 

これって、

本当に残酷な話で家族としては

一番避けたいことだと思うんです。

 

自分の終わりを聞いて病気に負けない!

と思えるような精神力の強い人は

少ないですからね。

 

いろいろな考え方があるのかもしれませんが、

「看取り」の話は、

本人に直接聞くべきではないと思います。

 

家族で話し合えばいいことですから。。。

 

父が最後にS生会病院に行ったのは、

20日くらい前のことです。

 

在宅医の先生から1本の電話がかかってきて

血液検査の数値を見てみたら

「腎不全の疑いが強い」ということでした。

 

数分前までしゃぶしゃぶを食べていた父を

救急車でS生会病院へ。

 

父は、どこも悪くないのに

何で病院に入院しなくちゃいけないんだ!

と困惑していたみたいですが、、、

 

泌尿器の先生のお話では余命10日とのこと。

 

高齢者のこういう数値は、

ハズれることがないのかな?

 

ハズれて欲しいと願う反面、

少しずつ落ちてきているのをここ2年

家族は見てきているので、

悲しいというよりとうとう来てしまったのか~?

というポワ~んとした気持ちが近かったと思います。

 

S生会病院は急性期病院なので入院できず、

自宅に戻るか緩和ケアー病院への入院を

選ばなくてはなりませんでした。

 

時間も遅かったので

緩和ケアー病院に入院することに。。。

 

次の朝行ってみると、

ピンピンしていて

今すぐにでも帰りたい感じでした!

 

緩和ケアー病院の先生との面談で

初めて「看取り」の話が出ました。

 

S生会病院の先生がおっしゃっていた

余命10日と言うのは、

残念ながら同じ見解です。

 

今ならご自宅に帰ることもできますし、

病院でこのままということもできます。

と。。。

 

とても慎重に言葉を選びながら

現状とこれからの父がどのように最後を迎えていくか

ということを話してくださいました。

 

ここで、在宅医と契約を結んでいたこと、

看護師さんに来てもらっていたことが

どんなに心強かったことか。。。

 

もし、在宅医療の契約をしていなかったら

退院と同時に在宅医を探さなくてはなりません。

 

これは、緩和ケアーの先生もおっしゃっていたのですが、

在宅医と訪問看護さんの話を聞いていたので

家に帰る話を積極的にしてくださったのだと。。。

 

やはり、家族によっては

対応できる家族がいないなどの理由から

退院を希望されない方もいるそうです。

 

私達姉妹も、

頼れる看護師さんなどいなかったら、

途方にくれていたと思います。

 

やはり、

早めに在宅医を見つけておくことは大事です。

 

状態は日々落ちていくと言われ、

今日できたことが明日できなくなり

明日できたことはあさってできなくなることも

普通にあります。

と。。。

 

 

今日は家に帰れるけれど

明日は急変して帰れなくなるかもしれません。。。

 

という話を聞き、

在宅医と看護師さんに相談して

次の日の朝、退院することにしました!

 

ただ、母を一人にすることはできないので

2人体制で順番に父の部屋に泊まることに。。。

 

退院する時間に合わせて

看護師さんが自宅で待機してくださり、

お医者さんもすぐに駆けつけてくれて

父はとても喜んでいました。

 

酸素が少ないということで

酸素の機械を家に導入し

鼻から酸素を取り入れて、

在宅医療でも苦しむことなく

家族に見守られながら安心して

最後をおくれたと思います。

 

病院のように

機械の音や目で確かめる装置がないので

心臓のとまるというはっきりとした感覚は

ありません。

 

妹と私が明け方、さすったり

話しかけたりしている時に

あれって思って目を合わせたら

 

そうだったんだ~。

という感じでしたので、、、

 

これが、危篤状態というのも

わからないような自然な最後でした。

 

母や姉をよぶことさえ

できなかったのは悔やまれますが

こればかりは経験がないので

みんな手探りなんでしょうね。

 

お医者さんと看護師さんに連絡し

来てもらいました。

 

もちろん、

介護は大変でしたけど、

父の性格や私達家族の意向を

理解してくれたお医者さんと看護師さんに

心から感謝を申し上げます。

 

今回は、

・私の父が在宅医療を選択した理由

・在宅医療を選択するメリット

・在宅医療の問題点

・在宅医療の選び方

・在宅医療の看取り

についてお伝えしました。

 

少しでも参考になればうれしいです。

 

私は、父の通院の付き添いなど

自由に協力したいというのがきっかけで

会社を辞めてネットビジネスの世界を知りました。

 

私自身が体験して感じることなのですが、

ネットビジネスは、

時間と場所を自由に選べるので

介護と仕事を両立しなければならない方に

絶対おすすめの働き方です。

 

3週間近く父のそばにいることも

母の手伝いをすることも

誰にも遠慮することなく自由にできたのは、

働き方を改革していたからだと思います。

 

ネットビジネスを始めていて

本当に良かったなぁ~と思います。

 

これから介護をになう方、多いと思いますので、

会社とは異なるキャッシュポジションを

作っておくことをオススメします。

 

機械音痴でも大丈夫!

 

私も2年半前まで、

パソコンなんて持ってなかったですし

一昨年までガラケーでしたからね。

 

シニアに合ったネットビジネス

専業主婦にあったネットビジネス

などなど、、、

実は、同じではありません。

 

最初の1歩って、とても大事なんですよ。

 

つまずかないために

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